音大生の就職先

ピアノ

私はピアノ専攻なので、まずはピアノ専攻の同期や先輩後輩、それから周りを見た感じだと、

自宅でピアノ教室を開く

カワイやヤマハなどのどこかしらの音楽教室でピアノを教える

教える業務ではないが、カワイ音楽教室などの会社に正社員として就職

全く音楽と関係のない就職先(アパレルや銀行など様々)

学校の先生(教諭・講師・非常勤など様々)

…とこんな感じが多いです!

ピアノ専攻だけに縛らなければ、

オーケストラやオペラなどの団体などに入団

演奏の事務所に入って、フリーランスで演奏を仕事にしている

とかもあります!

ただ、、、音楽だけで、演奏だけで、食べていくのはぶっちゃけ難しすぎます。

また、1つの仕事だけでは生活できない事も多いので、

学校の非常勤講師をしながら自宅でピアノを教えている

非常勤講師をしながら演奏の仕事をしたり、指揮が出来る人は合唱団やオケなどの指揮をしている人もいる

大学の演奏員をしながら、音楽教室や自宅で自分の専門を教えながら、伴奏や演奏の仕事もやっている

自分のピアノ教室と、演奏の仕事の掛け持ち

↑こんな風に仕事を2、3個掛け持ちしているパターンが私の周りでは殆どです。

あと、男性の場合、将来結婚を考えているとかで、ある程度稼がなきゃ…とか思う人も多いようで、全く音楽と関係のない正社員になる人であったり、音楽と全く関係ないというほどでもないけどほぼ演奏活動とかは出来ないような学校の先生(教諭)を目指す人がかなり多いイメージですが、中には大学卒業後に院に行ったり留学してもっと学んで絶対に音楽で食べていきたい、やっていきたいという人は、その後院に進学したり留学して、リサイタルや演奏活動を積極的に行い、実績を積んで、いつか大学の先生になるぞ!という人もいます。

…ここまで読んでくださった方は、「やっぱ、音楽で食べていくなんて無理だよな、やっぱりな」とマイナスなイメージになってしまっていると思いますが、例えば女性でいうと、妊娠出産などがあって働けない時期がありますが、そんな時に自宅でピアノ教室など自分の専門を教えることが出来る環境がある人に関しては、自分の体調次第で仕事復帰出来たり、定年退職とかもないのでずっと続けていける、それからそこら辺のパートに出るよりはかなり時給で考えたら高かったりもするので、自宅でレッスンが出来るタイプの人にはメリットもあります。

あと、最近はオンラインレッスンという形式もあるので、自分の専門楽器でなくとも、楽典や和声を教えることも出来なくはないので、ネットを駆使して何とか仕事をゲットすることも出来る…かもしれません!!

『ピアノで食べていくのは、ピアノを食べるくらい難しい』という言葉をどこかで聞いたことがありますが、ピアノに限らず音楽で食べていくことはとても難しいです。

恩師からも、「音楽は食べていこうと思ってやるものではない。だが、音楽をすることでしか得られないものが沢山ある」

と言われたことがありますが、本当にその通りだと思います。

人生に何を求めるかは人それぞれだと思いますが、私としては、自分の人生なんだから、ある程度は自分の好きなことをやれば良いのではないかな(生活ができる程度には)と思っています。

※今回の内容が何かの参考になるかはよく分かりませんが、これは私個人の考えです。

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